追従性と寿命がとても長いシート防水

軽い防水層であり、追従性と寿命がとても長いシート防水は、2つの種類があります。

◆塩化ビニル系シート防水
塩化ビニル樹脂系のシート材と接着剤で作る、シート防水です。
塩化ビニル系シートは耐久性や耐熱性がありますので、保護塗料無しでも高い耐久性を発揮します。
軽量な防水層ですので、建物に余計な負担を掛けません。
また、雨に左右されず施工が可能ですので、余程の大雨じゃない限り施工を続行する事が出来る、大変特殊なシート防水です。
シートを主に使う防水ですので、凹凸ある複雑な形の部分には適しません。
施工の際に音と振動を出してしまいますので、近隣への騒音の問題が発生してしまいます。
ゴムシート防水と比べると、高価な施工費用となってしまいます。

◆合成ゴム系シート防水
防水ゴムがシート状になった防水シートを、接着剤、防水テープ、トップコートを用いて施工するシート防水です。
ゴムシートですので、伸縮性と耐候性に富んだ防水層となります。
防水層が薄いので耐震性を高くする事が出来ますが、薄すぎる傾向があり鳥のついばみの被害を受けてしまう難点があります。
塩ビシート防水と比べると、コストが安価になります。
接着剤と防水テープを併用して施工を行うので、短い工期で行う事が出来ます。
難点なのは、接着剤と防水テープの使い方により精度が変わってしまう事です。
施工する職人さんにより防水効果にバラつきが出来てしまうので、熟練の施工が重要となります。

寿命が長いシート防水は、およそ15年で寿命が来てしまいます。
シート防水の寿命は、ゴムが固くなってゴムの効果を発揮しなくなってしまう現象と同じような感じと言えば解りやすいかもしれません。
シート防水の素材が気化してしまった事により固くなってしまい、防水材に不具合が出てしまいます。
その状態は、ゴムや塩化ビニル樹脂が本来持っている固い状態を取り戻したという事になります。
いわば当たり前の事なのですが、防水層は固い状態が戻ると効力を発揮できなくなるので、寿命となってしまうのです。
手で触れて柔らかさを感じるのであれば問題ありませんが、明らかに固くなってきたら防水層の寿命と言えます。
細かく点検をして、雨漏りを起こす前にメンテナンスを行うようにしましょう。

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